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身体の再教育

ロルフィングのまた別の特徴に「身体の再教育」という考えがあります。

tumiki 重力に逆らわない姿勢…では全身の筋肉(筋膜)が全て脱力しきっていればいいの?と聞かれるとそうではありません。私達の身体はただ直立しているだけの時でも、何かの動作をしている時でも、常に重力の引力に対して、筋力に一定の張力を持つことで、重力との均衡関係(引っ張る力 vs上昇しようとする力)を保っています。また身体の内側の空間と外部の環境との間でも均衡を保とうする性質があります。

ロルフィングでは、この均衡関係にある状態を、本人が頭で考えて姿勢を無理に作るのではなく、意識しなくても身体で感じることが出来るよう、10回のセッションを通じて、身体に無理なく覚えていきましょうという姿勢でアプローチしていきます。

 一度、本来の理想的なあるべき姿を知った身体は、たとえ今までと同じ古い習慣や癖が出てきてしまったとしても(癖や習慣をすぐに変える事ってそんなに容易なことではありません)、その時に本人が自覚するよりも先に、身体が違和感を感じて、本来の自然の姿に戻ろうとするようになります。自分にとって良いもの・悪いものに対するレスポンスが早くなります。ロルフィングを受けた多くの人の報告では、それは身体だけでなく心にも同様の変化が起きるようになります。そしてそれは自分のライフスタイル全般を見直すきっかけにもなり得るのです。

 ロルフィングはアイダ・ロルフ博士の考案した「レシピ」に基づいて進められます。「レシピ」というと何やら料理本の通りに進めるような印象ですね。ロルファーは料理人とすると、クライアントはただ手順通りに調理されるのをマッサージテーブルの上でされるがままなの?とお感じになる方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはありません。このレシピを進めるにはクライアント自身による働きかけがないと、おいしい旨味は引き出せないのです。 具体的には、セッション中、セッション後も自分の身体の中で起こっていること・感じ方に意識を向けてみたり、普段の何気ない動作の中でも、どうやればより自分にとって楽にいられるかを(ほんの少し)考えるだけのことです。

 まずは自分の身体に起こっていることを知ること。 そして、自分の周りにある全ての物・事を静かに受け止め、柔軟にオープンに対応できるか、これがロルフィングのゴールに近づく 第1歩なのです。





   

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