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ROLFING ® 

 

アイダ・ロルフ博士
アイダ博士の顔
Ida. Pauline.Rolf (1896-1979)

- ロルフィング/Structural Integration の創始者。
- 全てのロルフ・メソッドを継承する施術者達にとって愛すべき人物であり、彼女の功績を尊敬そして感謝してやまない大師匠。


彼女が活躍した当時のアメリカは、日本と同様、女性が学問を志し職業に就くことに対して、今よりも根強い偏見がありました。特にサイエンスの分野では女性の生化学者に対する風当たりは強く、そんな時代において、彼女は当時の女性では珍しく、コロンビア大学の生化学と生理学の博士号を取得しました。

彼女はロックフェラー研究所で有機化学部門で研究を重ねながら、身体についての知識を増やし、また彼女の2人の息子と彼女自身の健康上の問題を解決する目的をきっかけに、やがてホメオパシーやオステオパシー、カイロプラクティックやヨガなどの代替療法の探求にも深く携わるようになります。


彼女はこれらの研究を通じて、身体の構造と運動パターン、そして感情、これらのバランスは相関していて、体のどの部位のアライメントが崩れても全身に問題が生じるという共通点に着目しました。そして、まずは重力下において身体の構造を本来あるべき自然な状態にすることが、さまざまな問題に対する解決法であると結論づけました。

そしてその身体の構造と機能を決定づけているのは、身体の骨でも筋肉でもなく、筋肉や臓器などを包み、各パーツを繋ぎとめている「結合組織」であり、特にその中でも重要なのは筋膜(fascia)であると発見しました。

人間をキャンプ場のテントに例えるなら、傾いたテントを安定させるために、いくら支柱を立て直したところで、それはエネルギーの浪費に過ぎず、支柱を各方向から支えるロープの突っ張り力が均等でなければ、すぐに元に傾いてしまうのです。当然傾いたテントは中の空間も狭いので、テントとしての役割を果たす事ができません。人間だったら空間が制限されたままで各機能がうまく働けなくなっている状態です。

彼女の「筋膜に(結合組織)働きかける」という発想はそれまで殆ど研究の対象にされなかったので、これは当時でもとても斬新なものでした。彼女は更ににこれを施術者の手技による治療だけで片付けるのではなく、重力の力を借りて効率よく進めるため、10回のセッション(これを10シリーズと言います)で完結する「レシピ」を考案しました。

アイダ・ロルフ博士は自ら開発したこの手法を Structural Integration(ストラクチュラル・インテグレーション)と呼び、のちに彼女の名にちなんで Rolfing®SI (ロルフィングSI)と呼ばれるようになりました。日本においては「ロルフィング」と呼ばれる以外に「S.I.(ストラクチュラル・インテグレーション)」「シン・インテグレーション」などの名称でも普及しています。表現は違いますが、どれもアイダの手法を受け継ぐものです。


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